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料金が安いポケットwifiの最安値は?契約する上での注意点も紹介

 
節子
ポケットWiFiを購入したいけれど種類が沢山ありすぎてよくわからないわ。
 
節フクロウ
そんな声に応えて、今回は料金に注目して安いポケットWiFiを紹介していくよ。

WiFIにはたくさんの種類があります。そのため初心者の方には、どのWiFiを選んだら良いかわからないと思います。 今回の記事では、さまざまなキャリアの料金プランを比較することで、ご自身にピッタリなWiFiを探すことができるよう解説します。安いWiFiを紹介していきますので、できるだけ安く済ませたいという方はぜひ参考にしてください。

WiFi各社の契約料金を比較

携帯電話やWiFiのキャリアで有名な3大企業といえば、Softbank、docomo、auです。 しかしWiFiは3大キャリア以外からも出ているので、自分に合ったところを見つけましょう。ただし、WiFiの中には月に使えるデータ容量に制限があるものもありますので注意してください。

会社名WiMAX(Broad WiMAX)SoftBankauY!mobiledocomo
月額料金2,726円~3,696円4,380円4,380円5,980円
契約期間3年2年2年3年2年
契約期間内の料金131,626円88,704円105,120円157,680円143,520円
実質月額料金3,656円3,696円4,380円4,380円5,980円
データ容量無制限7GB無制限無制限7GB
最大速度1.2Gbps612Mbps1.2Gbps972Mbps1288Mbps
速度制限時の最大速度約1Mbps128kbps約1Mbps128kbps128kbps
容量10GB/3日10GB/3日10GB/3日7GB/月7GB/月

料金が安いポケットWiFiはWiMAX

2019年現在、WiFiを最も安く契約できる企業はWiMAXであり、WiMAXの中にもさらに数種類候補が挙げられます。 その中でも最も安いのは「Broad WiMAX」であり、価格を安くできるのには理由があります。

WiMAXのWiFiが安い理由とは?

WiMAXはさまざまなプロバイダと契約を結んでおり、その中でも「UQコミュニケーションズ」という会社が回線を管理しています。 プロバイダが異なれば、提供するサービスや料金プランも変わってきます。厳密にいえば、回線の管理会社とプロバイダのサービスとはそれぞれ異なり、回線機器会社ではなくプロバイダを通じて契約することで、安く利用できる仕組みとなっています。

料金が安いポケットWiFiのおすすめ

WiMAXは以下の5種類のプロバイダと契約しています。 契約期間内の料金としては、以下の計算式で計算できますが、大切なのはそれに追加で割引プランやキャッシュバックがついているかという点です。 多くのプロバイダは契約期間が3年であることが多く、キャッシュバックやその他割引を考えると、1年当たりにかかる料金に対するお得さも異なります。 下記に、回線機器会社であるWiMAXが提供している5つのプロバイダ会社各々に関して、詳しく説明していきます。

価格順位 プロバイダ名
1Broad WiMAX
2カシモWiMAX
3GMOとくとくBB
4So-net
5@nifty WIMAX

Broad WiMAX

最も安い料金でポケットWiFiを契約することができるのは、Broad WiMAXというプロバイダです。

契約料金について

Broad WiMAXの最も注目すべき点は、ギガ放題プラン・ライトプラン共に、端末料金がかからないことでしょう。 その他、2種類のプランに対する詳細料金をまとめたものが以下の表になります。

プラン名ギガ放題プラン(無制限)ライトプラン(7GB)
端末料金0円
契約事務手数料3,000円
1~2ヶ月2,726円2,726円
3~24ヶ月3,411円2,726円
25ヶ月~4,011円3,326円

Broad WiMAXの契約期間は3年

Broad WiMAXを契約している方の約93%が、ギガ放題プランで申し込んでいますが、プラン変更に関しては1月につき1回は無料で、何度でも変更が可能です。 そのため初めはライトプランで試してみて、後ほどギガ放題プランにかえるということもできます。 しかし、契約機関は3年という縛りがあり、契約期間が短いほど高い違約金がかかるってしまいます。きちんと見極めてから購入に踏み切るべきでしょう。

契約月数解約料金
12ヶ月以内19,000円(税抜)
13~24ヶ月以内14,000円(税抜)
25ヶ月以降9,500円(税抜)
更新月0円

無制限プランを3年間契約した場合

無制限プランをきっちり3年間契約したとすれば、手数料含め、以下の計算式により3年間で131,626円かかります。 詳しくは公式サイト、もしくはオペレーターとの通話などで理解を深めてください。

端末代:0円 事務手数料:3,000円 1~2ヶ月:2,726円×2ヶ月=5,452円 2~24ヶ月:3,411円×22ヶ月=75,042円 25~36ヶ月:4,011円×12ヶ月=48,132円

合計:131,626円

カシモWiMAX

2番目に安い料金でポケットWiFiを契約することができるのは、カシモWiMAXというプロバイダです。

契約料金について

Broad WiMAXにおいても、ギガ放題プラン・ライトプラン共に端末代は0円です。初月の月額料金は安いものの、2~24ヶ月の利用料が少々高いため、総合的に2番目に安いWiFiになります。

プラン名ギガ放題プラン(無制限)ライトプラン(7GB)
端末料金0円
契約事務手数料3,000円
初月1,380円1,380円
2~24ヶ月3,480円2,880円
25ヶ月~4,079円3,379円

カシモWiMAXの契約期間は3年

カシモWiMAXにおいても、ポケットWiFiの契約期間は3年という縛りがあります。端末発送月の翌月を1ヶ月とすれば、36ヶ月目が契約満了月となり37ヶ月目の20日までに解約の申し出がない場合は、更に3年間自動更新となります。

契約月数解約料金
0~12ヶ月19,000円(税抜)
13~24ヶ月14,000円(税抜)
契約更新月を除く25ヶ月以降9,500円(税抜)

無制限プランを3年間契約した場合

手数料含め3年間で133,368円、であり、Broad WiMAXよりも2,000円高いという結果になりました。実質月額料金については、1年間あたりでの価格がやや高いなか、1ヶ月目のみ1,380円は魅力的です。 解約金に対する縛りが最初の12ヶ月までは19,000円なので、解約するなら、ある程度の期間使用することが望ましいです。

端末代:0円 事務手数料:3,000円 1ヶ月:1,380円×1ヶ月=1,380円 2~23ヶ月:3,480円×23ヶ月=80,040円 25~36ヶ月:4,079円×12ヶ月=48,948円

合計:133,368円

GMOとくとくBB WiMAX

3番目に安い料金でポケットWiFiを契約することができるのは、GMOとくとくBBというプロバイダです。

契約料金について

GMOとくとくBBについても、端末代は0円です。1~2ヶ月の料金が1位・2位のプロバイダよりも高いため、3位となっています。

プラン名ギガ放題プラン(無制限)7GBプラン(7GB)
端末料金0円
契約事務手数料3,000円
1~2ヶ月2,170円2,170円
2~24ヶ月3,480円2,690円
25ヶ月~4,263円3,690円

GMOとくとくBBの契約期間は3年

GMOとくとくBBでポケットWiFiを契約する場合には、今までのWiFiと同条件で契約期間は3年になります。端末発送月の翌月を1ヶ月目とカウントし、更新月37ヶ月目に解約の申し出がない場合には自動更新されます。

契約月数解約料金
1~12ヶ月19,000円(税抜)
13~24ヶ月14,000円(税抜)
25ヶ月目以降契約更新月以外9,500円(税抜)

無制限プランを3年間契約した場合

手数料を含めて3年間で136,366円となり、1年間あたりで考えると45,455円になります。 25ヶ月以降が、他より実質月額料金が高く、それが1年近くに及ぶため価格に差が付いてしまうと考えられます。

端末代:0円 事務手数料:3,000円 1ヶ月目:2,170円×1ヶ月=2,170円 2~24ヶ月:3,480円×23ヶ月=80,040円 25~36ヶ月:4,263円×12ヶ月=51,156円

合計:136,366円

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So-net

4番目に安い料金でポケットWiFiを契約することができるのはSo-netというプロバイダです。

契約料金について

端末代について、こちらのプロバイダも0円です。1~3位のプロバイダと比べて初年度費用が高く、13ヶ月を過ぎた頃から更新月以外は、共通で4,300円程度とこちらも他より高めの金額です。

プラン名Flat ツープラス ギガ放題Flat ツープラス(7GB)
端末料金0円
契約事務手数料3,000円
1~12ヶ月3,380円2,780円
13~36ヶ月4,379円3,695円
37ヶ月~4,379円3,695円

So-netの契約期間は3年

So-netでポケットWiFiを契約する時も、他社と共通の3年の契約期間になっています。サービス開始月の翌月を1ヶ月目とすれば、他社に比べて最初の12ヶ月の料金が大幅に高いです。それ以降も実質月額金額は安いとはいえないため、最終的に高値になっています。

契約月数解約料金
1~12ヶ月19,000円(税抜)
13~24ヶ月14,000円(税抜)
25~36ヶ月9,500円(税抜)
37ヶ月以降更新月以外9,500円(税抜)

無制限プランを3年間契約した場合

無制限プランを3年間縛りで契約した場合、148,656円とこれまでのプロバイダと異なり13万を超えています。 しかし、もしものトラブルが起こった時の対応が、最初の12ヶ月のみ無料で体験できたり、U-NEXTが初月のみ無料で視聴し放題&2,000ポイントのプレゼントがあったりする+α部分が充実しているので、そこが魅力的に感じる人であればおすすめです。

端末代:0円 事務手数料:3,000円 1~12月目:3,380円×12ヶ月=40,560円 13~36ヶ月:4,379円×24ヶ月=105,096円

合計:148,656円

@nifty WiMAX

5番目に安い料金でポケットWiFiを契約することができるのは@nifty WiMAXというプロバイダです。

契約料金について

端末料金は1円です。2~3ヶ月まではそこまで他社と差異はありませんが、初月の実質月額料金0円が魅力的です。しかし4ヶ月以降には、毎月4,100円と高額を払わなければならない点に注意が必要です。

プラン名Flat 3年 ギガ放題(無制限)Flat 3年(7GB)
端末料金1円
基本料金250円/月
初月0円0円
2~3ヶ月3,420円3,420円
4ヶ月~4,100円3,420円
@nifty WiMAXの基本料金について

他の端末であった契約事務手数料の項目が@niftyの端末にはなく、代わりに基本料金として表示されています。1ヶ月250円の基本料金は、以下に記載した@nifty接続(光ファイバーやADSLなど)も併用して契約していれば、追加で支払う必要はありません。 もし必要な機能があれば追加しても良いですが、いらない機能の場合には逆に邪魔になるので、無理して契約する必要はないでしょう。

  • @nifty光
  • @nifty光ライフ with フレッツ
  • @nifty光 with フレッツ
  • Bフレッツ
  • @nifty auひかり
  • @nifty コミュファ光
  • @nifty with ドコモ光
  • ADSL接続サービス
  • フレッツ・ADSL
  • フレッツ・ISDN
  • テレコミ料金コース
  • スタンダード料金コース
  • @nifty基本料金

@nifty WiMAXの契約期間は3年

@nifty WiMAXでポケットWiFiを契約するときは、こちらも他のプロバイダ同様、3年の契約期間となります。 下記の表より2ヶ月目までは他のプロバイダとほぼ同じ違約金がかかりますが、3ヶ月~36ヶ月の間に解約した場合は共通で9,500円になり、短期間の契約の場合にはややお得になります。

契約月数解約料金
利用登録月19,000円(税抜)
1ヶ月19,000円(税抜)
2ヶ月14,000円(税抜)
3ヶ月目以降9,500円(税抜)

無制限プランを3年間契約した場合

手数料を含めて3年間無制限プランを契約した場合には、152,940円とかなり高額になります。

端末代:1円 基本料:300円×36ヶ月=10,800円 1ヶ月:0円 2~3ヶ月:3,420円×2ヶ月=6,840円 4~36ヶ月:4,100円×33ヶ月=135,300円

合計:152,940円

おすすめな安いWiFiを選ぶ注意点・デメリットとは?

WiFiも安ければいいというわけではなく、デメリットも存在します。 では具体的に、安いWiFiの購入を検討する際には、どのような点に注意して購入を検討していけば良いのでしょうか?

通信制限がかかる恐れがある

無制限プランと聞くと、いくら使ってもスムーズに作業ができるかという風に思いますが、速度制限があります。 7GBプランでも、無制限プランでも、大量のデータ量を一気に使用してしまうと、速度制限になってしまいます。

無制限プランでも通信制限がかかる理由は?

WiFiを提供している会社は多くの人に快適にWiFiを利用して欲しいので、無制限プランであっても3日間で10GB以上利用した場合、速度制限がかかってしまいます。 しかし10GBを3日で使い切るには、よっぽどWiFiを使わなければ起こらないので、滅多に心配することはないでしょう。 いかに10GBに達する参考の目安を紹介します。

シーン別10GB分
Youtube標準画質約47時間
Youtube高画質(HD)約13時間
ホームページ閲覧約30,000回
メール約10,000通

最新機種ではない恐れがある

端末代が0円でも、型落ちの古いWiFi出会った場合、最新機種ではない可能性があります。 ポケットWiFiに関していえば、どんどん改良を重ねて、最新機種の方が通信速度が速くて高性能であるため、安くても型落ちはおすすめできません。

WiMAXの最新機種端末は「Speed Wi-Fi NEXT W06」

UQ WiMAX wifi ちなみに2019年7月現在、WiMAXで取り扱っている最新端末機種は「Speed Wi-Fi NEXT W06」です。 USB接続時(有線)に下り最大1.2Gbps、Wifi接続時(無線)に下り最大558Mbpsという通信速度が定められています。上りは最大30Mbpsですが、特に作業上不自由はしないはずです。

 
節子
Gbpsってどれぐらい多ければいいのかしら?
 
節フクロウ
多ければそれほど性能がいいのだけれど、メールやLINEの利用の場合は128~200Kbpsあれば問題なく利用できるよ。
 
節フクロウ
ネットサーフィンをするなら500Kbps、動画を視聴するなら100Mbps以上がいいかも。
嬉しい女性の表情
節子
そうなのね。WiMAXの通信速度なら問題なく利用することができそうね!
上り速度・下り速度とは?

上り速度とは、インターネット上に情報を受信するための速度、逆に下りはインターネット上から情報を送信する速度を表します。 インターネットという山の頂上に向かって、上りで質問・情報を受け渡し、下りでその答え・説明に当たるものを答えてくれるというイメージです。

使えないエリアが多い恐れがある

それぞれのWiFiによって使用できる範囲が異なります。あらかじめホームページなどに使用可能エリアを示しています。

通信速度エリア確認

ご自身のご自宅・よく外出する場所の通信速度が知りたい場合には、各プロバイダのHPにて地域を検索して通信速度を確認できます。 購入してしまってから使えないエリアばかりで、使えないので解約して解約料がかかるorなかなか電波が通じない不便な生活をするのは避けたいので、前もってしっかりと確認しましょう。

契約上の縛りが多い恐れがある

それぞれ、ポケットWiFiを利用する目的は異なるはずです。利用したいと考えている期間で、ちょうどWiFIを使わなくなり、解約料金がかからない時に解約できるとは限りません。 高額な解約金を払わされるプロバイダもあるので、注意が必要です。

保証サービスが別料金である恐れがある

実質月額金額とは別に、壊れてしまった時のための保証サービスが設けられているプロバイダもあります。 入会する時に保証サービスを利用するかどうかを確認され、万が一のために入会すると、別料金が加算されてしまう場合があります。 しかし、期間内に壊れた時には無料で修理してくれるので、よく持ち歩くという方は入会しておくのがおすすめです。

au・UQ mobileユーザーならさらに安い

wimax 割引 値引き キャンペーン 安さが1位のBroad WiMAXと2位のカシモWiMAXの2社のプロバイダに関しては、auスマートフォンユーザーやUQ mobileユーザー向けの割引サービスは提供していません。 そのため、auスマートフォンやUQモバイルを使用している場合には、割引が適応される3~5位のプロバイダを選択するという手もあります。

順位 プロバイダ名 au・UQ mobile割引
1Broad WiMAX×
2カシモWiMAX×
3GMOとくとくBB
4So-net
5@nifty WIMAX

テザリングという方法もある

天秤にかけている女性 デザリングという言葉を聞いたことがあるでしょうか? デザリングとは、今持っているスマートフォンのデータ容量を、タブレットやパソコンなどで利用する機能のことをいいます。

テザリングのメリット

デザリングのメリットとしては、外出時、WiFi環境がなくとも、パソコンやゲーム機などでインターネットを使用できることが挙げられます。 そのときには必要なのはスマートフォンだけなので、余計な持ち物は増えません。

テザリングのデメリット

デザリングのデメリットとしては、スマートフォンのデータ量を使用するため、電池の消費・データ量の消費が激しいことです。 また、万が一電話がかかってきた場合には、デザリング機能が使えなくなるので、突然中断されて困る場合もあります。

まとめ

ポケットWiFiは使いたい方の目的や使用頻度によって、おすすめの会社が変わってきます。そのため、自分がどの会社があっているかしっかりと調べる必要があります。 例えば、契約予定年数、割引サービスがあるかなど、さまざまな観点があるので、ぜひこの記事を参考にしながら、考えてみてください。