
本を断捨離することで得られるメリット・デメリットや断捨離のコツ、断捨離する時に読みたいおすすめの本を紹介します。
本を断捨離するメリット・デメリット
本を断捨離するメリット
本を断捨離するメリットについて解説していきます。
メリット①掃除・片付けが楽になる
なんと言っても最大のメリットは、部屋の掃除や片付けが楽になるということです。
本棚は意外と場所をとるので、本棚がひとつ減るだけでも部屋にスペースができてスッキリさせられます。
本が多くあればそのぶん本棚も増えます。そうなると、本棚の数だけホコリが溜まる場所も増えてしまいます。
本棚が無くて本を平積みをしている場合、ホコリも溜まりますし、部屋も片付きません。
本が整頓されていないと、いざ読みたい本があっても、本が多すぎて目的の本を探すのに時間がかかってしまいます。
メリット②災害時の危険性が減る
地震の際、気をつけなければいけないのが本棚の存在です。
本が多いほど本棚の重量が重くなり、危険性が高くなります。
本棚が倒れてくるだけでなく、本が飛んでくる可能性もあります。
本を断捨離することで、災害時にひとつでも危険を減らせるというメリットがあります。
メリット③プレッシャーから開放される
本を購入していると「読もうと思って買ったんだけど、全く読んでいない」という本が出てきます。「いつか読もう」と思っていてもなかなか読む機会がないですよね。
そんな本は積読本となり、あなたに無言のプレッシャーを与えるようになります。
「せっかく買ったのに読まずに処分するのはもったいない」と思うかもしれませんが、読む可能性が低い本を置いておくより処分してしまった方が心がスッキリします。
メリット④本を大切にするようになる
断捨離をして本の数を絞ると、手元に残した本を大切にするようになります。
手元に残った本はあなたが本当に好きな本です。残った本を見ると、自分の好きなジャンルを再発見できるかもしれません。
今一度、あなた自身を見つめ直すきっかになります。
メリット⑤本の衝動買いがなくなる
所有する本の数を決めることで、本の衝動買いを抑えられます。
衝動買いした本は積読本になることもあり、お金を無駄にしてしまいます。
本を断捨離するデメリット
次に断捨離のデメリットを紹介します。
また読みたくなる
本を断捨離した時のデメリットは「手放した本をまた読みたくなる」ことです。
このご時世なので、もう手に入らないということはありませんが、買い直すためのお金も必要ですし、読みたいと思った時にすぐに読めません。
後悔しない本の断捨離方法のコツ
断捨離の基準を決める
断捨離をする時は、捨てる本と残す本の基準を決めるようにしましょう。
- マンガ本…巻数が多く増えやすい
- 雑誌…雑誌は情報の鮮度が落ちやすく、一度読んだら見返すことが少ない
- 辞書・辞典…大きいので場所を取るし、ネット上に情報がある
- 一度読んだ本…一度読んだ本を読み返すことはあまりない
- 途中まで読んでやめた本…途中まで読んで読んでやめたということは面白くなかったということ
- 買ってから1ヶ月以上経って読んでない本…衝動買いした本で「本当に読みたい」と思った本ではない
- 資格・勉強の本…いつか勉強しようと思って買ったとしても、今しないのであればその時に買い直そう
手元に置いておく冊数を決める
「手元に置いておく本は10冊まで」「本棚1段に入るぶんだけ」といったふうに、数を決めてしまうのもひとつの手です。
数を決めることでその中から本の優先度が高い順に手元に置いておく本を決められます。
本はまたすぐに手に入ると考える
デメリットの所でも少しお話しましたが、本は手放してもまた入手することは簡単です。
もし廃盤になっても中古本はネットショップやフリマサイトなどでも販売されているからです。
また本は値段も手頃なので費用面でも手に入れやすいです。
捨てられない本
卒業アルバムなどは数年に一度しか見返さないものですが、捨てにくい本の代表です。
実家に置いておくかトランクルームなどに保管しておくのもひとつの手です。
本は買わずに読む
本を買わずに読むという方法もあります。
例えば図書館などで借りることもできますし、漫画喫茶などでも読むことができます。
図書館は借りに行ったり返却に行くのが面倒ではありますが、本を購入する場合も買いに行ったり処分する手間もあるので、無料ということを考慮すると図書館で十分ではないでしょうか。
電子書籍
電子書籍のある本は、電子書籍で購入するのもおすすめです。
本を売ることはできなくなりますが、スマホの中に数千冊の本を保存しておけるので、読みたい本をすぐに読めるという意味では紙の本より電子書籍の方が有利です。
紙の本を電子書籍化してくれるサービスもあるので、時々読み返したくなる本は電子書籍化するのもひとつです。
トランクルームに預ける
「本は手放したくないけど部屋はスッキリさせたい」という人には宅配トランクルームがおすすめです。
宅配トランクルームは、月額450円でダンボール1箱分の本を保管してくれます。
預けた本は一冊ずつ写真を撮ってくれ、オンライン上で本を管理できます。
本を読みたくなったら、送料324円(+1冊あたり32円)で送ってくれます。
卒業アルバムなど捨てにくい物はこういったサービスを利用すると便利ですね。
節子家の物が多くて片付けができないのよね…でも物を捨てるのってすごく苦手で…節フクロウそんな人にはトランクルームがおすすめだよ!ダンボールで送るだけの便利なサービスもあるから比較しやすいようにまとめて[…]
断捨離したいあなたにおすすめの本
ここまで読んでも「断捨離は難しそう」という人のために、おすすめの断捨離本をご紹介します。
断捨離のテクニックが詳しく学べたり、断捨離のモチベーションを上げてくれます。
どの本も電子書籍版がありますよ。
著者のやましたひでこ氏は「断捨離」という言葉の生みの親です。断捨離の考え方や積ん読本の整理方法などが紹介されています。
著者の近藤麻理恵氏は通称こんまりという名前で世界中で活躍しています。このシリーズは世界累計1000万部を突破するベストセラーになっています。
本では、「こんまりメソッド」という独自の片付け方法が紹介されています。
本の断捨離方法まとめ
本の断捨離の方法について解説してきました。
断捨離をすることで、部屋も心もスッキリします。
捨てなくてもトランクルームや電子書籍を利用することで、部屋のスペースを圧迫せずに本を所有することもできます。
本を処分する前にトランクルームで一旦「断捨離をした」という意識で保管しておくと、手元に置いておくべきかどうかがわかるのでそういったサービスも有効活用していきましょう。